TCS

2023年12月21日、2023 IEFS-EAER-APAEM共同セミナーがTCSカンファレンスホールにて開催されました。本フォーラムは、韓国IEFS学会、East Asian Economic Review（EAER）、Asia-Pacific Association of Economics and Management（APAEM）が主催し、北京大学、ソウル国立大学、韓国国際経済政策研究院（KIEP）、京畿大学、韓国金融委員会の共催、在韓中国大使館、中国国際貿易促進委員会（CCPIT）、日中韓三国協力事務局（TCS）の後援の下行われました。李熙燮（イ・ヒソプ）TCS事務局長が本フォーラムに招待され、祝辞を述べました。 

李TCS事務局長は祝辞の中で、RCEPの枠組みにおける、さらには世界における日中韓の経済的影響力を指摘し、地域経済統合に向けて三国間の競争と協力のバランスをとることが重要であると指摘しました。また、ハイテク産業、電子商取引（EC）、クリーンエネルギー、ヘルスケア産業が今後の三国間協力の潜在的な分野となる可能性があると述べ、日中韓三国はRCEPの枠組み内での協力を強化するだけでなく、地域の平和と共栄のために日中韓FTA交渉も積極的に推進すべきであると述べました。 

本フォーラムには、韓国金融委員会の金素英（キム・ソヨン）副委員長、北京大学の董志勇（ドン・ジヨン）副学長、 KIEPの李時旭（イ・シウク）学長、在韓国中国大使館の方坤（ファン・クン）公使が出席しました。本フォーラムには中国と韓国の大学から教授や研究者も参加し、 中韓経済協力と開発、そしてグローバリゼーションの未来について議論しました。