セミナー&フォーラム 第13回人口政策フォーラム 2025-11-06
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2025年11月6日、李熙燮(イ・ヒソプ)日中韓協力事務局(TCS)事務局長は、中国・杭州市にて開催された、第13回人口政策フォーラムに出席し挨拶を述べました。本フォーラムは中国人口開発研究センター(CPDRC)による主催のもと、浙江省都市ガバナンス研究センターにより開催されました。セミナーには中国国家衛生健康委員会、韓国保健福祉部、日本厚生労働省の政府関係者に加え、日中韓三国の研究機関から専門家が出席しました。参加者は「晩婚化と非婚化:事象、要因、政策対応」および「認知症の予防と地域社会の介入」という2つのテーマに沿って、地域の現状と解決策に関する知見を交換しました。 

 

李TCS事務局長は挨拶の中で、少子化と急速な高齢化が日中韓三国に深刻な課題をもたらしていると述べ、2023年の合計特殊出生率が、日中韓でそれぞれ1.2、1.0、0.72であったことに加え、日本の高齢化率が世界最高である点、韓国では世界最速で高齢化が進んでいる点、中国の高齢化人口が世界最大である点に言及しました。また、ジェンダー不平等や不均衡な家事分担といった構造的な問題が出生率低下の根本原因であると指摘したうえで、社会的な改革を呼びかけました。さらに、政策共有、医療連携、学術協力を通じた日中韓協力の強化について訴えたほか、制度化された協議メカニズムにより、人口減少に起因する社会経済的な影響に共同で対処することを提案しました。最後に、日中韓政府及び国際的なパートナー間における政策対話と連携を促進することで、人口動態的な課題に共同で取り組むというTCSの姿勢を改めて確認しました。 

  

▲発言を述べる李TCS事務局長 

  

▲集合写真