セミナー&フォーラム 第10回日中韓少子高齢化セミナーへの参加(2022年11月10日、ビデオによる挨拶) 2022.11.10
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    2022年11月10日、「第10回日中韓少子高齢化セミナー」が開催され、日中韓三国協力事務局(TCS)の欧渤芊(おう・ぼつせん)事務局長はビデオによる挨拶を寄せました。同セミナーは中国人口開発研究センターの主催によるもので、中国の国家衛生健康委員会、韓国の保健福祉部、内閣府が協力しており、三国から少子高齢化に関する政府関係者及び専門家が参加しました。 

    挨拶の中で欧事務局長は、少子高齢化が日中韓の持続可能な発展に大きな困難をもたらしている深刻な状況を指摘し、創造的かつ革新的な政策の立案と実施が早急に求められているとしました。三国の関連機関の間で協調した取り組みが行われていること、また、同セミナーが少子高齢化問題に対応する上で意見交換とベストプラクティスの共有を促進するプラットフォームとしての機能を果たしていることを高く評価しました。また、同分野におけるTCSの貢献を紹介し、恒久の平和、地域の繁栄、共通の文化的価値を促進するため、ともに人口の課題に取り組んでいくことを呼びかけました。 

    日中韓少子高齢化セミナーは、2008年12月に日本・福岡にて開催された第1回日中韓サミットの合意に基づいて立ち上げられ、これまで三国の持ち回りで10回にわたって開催されてきました。 

▲ ビデオにて挨拶を述べる欧事務局長 

▲ セミナーの様子