協議体 第25回ASEAN+3(日中韓)首脳会議への出席(2022年11月12日、カンボジア・プノンペン) 2022.11.13
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    2022年11月12日、カンボジアのプノンペンで、第25回ASEAN+3(APT)首脳会議が議長国のカンボジアのもと開催されました。ASEAN加盟国、日本、中国、韓国の首脳が出席しました。日中韓三国協力事務局(TCS)の欧渤芊(オウ・ボーチエン)事務局長、ASEAN事務局(ASEC)のリム・ジョク・ホイ事務局長、ASEAN+3マクロ経済調査事務局(AMRO)の李扣庆(リー・コウチン)所長も出席しました。 

    各国首脳は、APT協力の進捗をレビューし、協力枠組みの今後の方向性について議論しました。APT協力が今年25周年を迎え、強く、安全で安定した地域共同体を目指すASEANの努力にとって重要であることを認識し、APT協力が更に強化できる様々な分野が提案されました。議論された主要な分野として、(1)RCEPの拡大とASEAN+3 経済協力作業プログラム(ECWP)2023-2024の運用を通じた経済協力、(2)サプライチェーンと金融の安定、(3)イノベーションとスマート農業を通じた食糧とエネルギーの安全保障、(4)デジタル化とデジタル経済、(5)持続可能で強靭な発展が、繰り返し言及されました。 

    地域及び国際問題に関し,首脳らは,地域の平和と安定の実現及び維持のため,全ての関係者間で継続的に対話することの重要性を強調しました。また、APT協力の強固な基盤として、文化及び人材交流を促進することを呼びかけました。 

    サミットに先立ち、欧事務局長は韓国の朴振(パク・チン)外交部長官と会談を行いました。欧事務局長は、韓国政府の本首脳会議に向けた支援に感謝の意を表しました。朴長官は、三国協力の促進に関するTCSの努力に謝意を表明しました。 

▲写真1 第25回ASEAN+3(日中韓)首脳会議 

▲写真2 第25回ASEAN+3(日中韓)首脳会議に出席したTCS代表団 

▲写真3 欧TCS事務局長と朴韓国外交部長官